タイの銀行アプリの使い方

今回はタイ移住者必須の銀行アプリについて解説したいと思います。

タイでは各銀行が専用のアプリを持っており、アプリを活用することで支払いや履歴の確認ができます。

銀行口座を開設する際に窓口で初期設定などをしてもらえるので、口座開設時に併せてアプリの設定をしておくことをおすすめします。

タイの銀行アプリでできること

銀行アプリがあると日常生活での各種支払いや送金、残高確認まで幅広く行うことができます。アプリのボタンは英語で操作することができ、使い方も簡単なのですぐに慣れると思います。

タイの5大銀行のアプリ名はそれぞれ下記の通りです。

・カシコン銀行のアプリ:K PLUS
・バンコク銀行のアプリ:Bualuang mBanking
・クルンタイ銀行のアプリ:Krungthai NEXT
・アユタヤ銀行のアプリ:KMA
・サイアムコマーシャル銀行のアプリ:SCB Easy

アプリで振込

銀行アプリを活用することで、振込が簡単にできます。振込の際は振込先の銀行名と口座番号があれば振込できます。振込額を入力し進めていくことで、すぐに送金を完了させることができます。

単に振込先を入力する以外にも、銀行口座と紐づいている先方の電話番号を入力して振り込む方法や送金先のQRコードを読み取って送金するという方法もあります。

QRコードは特に便利で、複数人でご飯に行った際に割り勘をするときなどにお金の出入金が簡単にできて楽です。誰かがまとめて支払いを行い、他の人が支払った人の銀行QRコードを読み込み支払いをすることで簡単に割り勘支払いが済みます。

また、送金証明画像もすぐ発行されますので、送金先に対して送金した旨をすぐに共有できるというのもアプリの便利なポイントの一つです。

入出金履歴の確認

銀行のアプリでは入出金履歴も確認することができます。いつどんな支払いをしたか確認したい時などに便利です。

また、タイのクレジットカードを持っている場合は残りの使用可能残高や使用履歴も確認することができます。

なお、クレジットカードが不正に利用されていると気づいた際はすぐに銀行に連絡をしてください。

アプリで海外送金も可能

銀行のアプリでタイから国外へ海外送金することも可能です。

以前は銀行窓口などで送金手続きを行っていましたが、アプリで海外送金できるようになったため、銀行に行く手間が省かれてとても便利になりました。

何かしらの事情でタイから日本へ送金したい時などに活用できますので、タイ移住後に海外送金を想定している方は送金手段の一つとして覚えておくことをおすすめします。

現金が必要となるシーン

タイではアプリでの支払いを受け付けてもらえず、現金が必要なこともあります。バイクタクシーや流しタクシー・トゥクトゥクなどの乗車時や屋台街などでの食事の時、一部公的機関での支払い時や観光名所の入場料支払いの時などは現金で支払う必要があります。

アプリでカードレス引き出し

タイで現金が必要となる時はATMからアプリを使って引き出しをすることができます。ATMカードを持っている場合はカードを使用しての引き出しをすることもできますが、カードが機器に吸い込まれてしまうというアクシデントもよく聞きますので、現金の引き出しをする際はアプリを使って引き出すことをおすすめします。

まとめ

今回はタイの銀行アプリについて解説しました。タイの銀行アプリがあればかなり生活しやすくなりますので、これからタイへ移住される方で銀行口座を開設予定の方はぜひアプリも併せて設定しておくことをおすすめします。

筆者紹介

鈴木大志

2022年にタイで起業。タイ移住NaviなどのWEBメディア事業を展開。タイ·バンコクにてWEBマーケティング・WEB集客のコンサルティングサービスも提供しています。

STUDIO SUZUKI CO., LTD.
https://studiosuzuki.net/

タイ移住Navi
https://thailand-ijyunavi.com/