バンコクの高架鉄道BTSや地下鉄MRTの乗り方と注意点
今回はバンコクへ移住される方向けに、市内の移動手段の一つである電車(BTSやMRT)の乗り方と注意点について解説します。
渋滞がひどいバンコクでは、電車を利用することで目的地まで移動しやすいことがあります。特に雨が降り、渋滞で道路が麻痺している時などは電車で移動した方が早く目的地までアクセスできることが多いです。
乗り方はとても簡単で、路線も日本のように大量にあるわけではないので、迷うこともほとんどありません。
以下乗車方法や注意点などをまとめましたので、これからバンコクへ移住予定の方はぜひご覧ください。
バンコクの電車事情
バンコクには現在いくつかの路線があります。少しずつ新路線ができたり、既存路線が延長されたりと、どんどん拡張されています。毎日通勤などで多くの人が利用しており、治安も全く問題ないです。
高架鉄道BTS
高架鉄道BTSは日本人がたくさん住んでいるスクンビットエリアやシーロムエリアを走っている路線です。現時点では以下3つの路線があります。
・BTS スクンビットライン
・BTSシーロムライン
・BTSゴールドライン
スクンビット・シーロムエリアに住んでいる方で、電車に乗る場合はスクンビットラインかシーロムラインに乗ることが多いかと思います。
地下鉄MRT
バンコクには地下鉄もあります。BTSと同じく日本人が多く住んでいるエリアにも走っている路線です。現時点では以下4つの路線があります。
・MRTブルーライン
・MRTパープルライン
・MRTイエローライン
・MRTピンクライン
ブルーラインは環状線となっており、平日の通勤帰宅時間はかなり混みます。
空港から市内への移動ARL
スワンナプームから市内へ移動する方法の一つとして、エアポートレールリンク(ARL) を利用した移動方法があります。
空港からそのまま乗車でき、バンコクの中心地へ移動することができます。BTSとMRTに乗り換えできる駅もありますので、沿線近くに住む方は便利かと思います。
タイ国鉄SRT
SRTとはState Railway of Thailandの略です。タイの国鉄のことで、バンコク市内の電車路線としては以下2つの路線があります。
・SRTダークレッドライン(SRT Dark Red Line)
・SRTライトレッドライン(SRT Light Red Line)
SRTは日本人居住エリアから離れているところにある路線のため、乗る機会は少ないかもしれませんが、ドンムアン方面に行くときなどに利用することができます。
電車の乗り方
乗車券は券売機または各駅の窓口で購入することができます。BTSだとカード形式、MRTだとコインのようなものが乗車券になります。
券売機で購入する際は、行先と人数を選択し、画面に表示されている金額を支払い乗車します。窓口でも同じく行先と人数を伝えて支払いをすることで乗車券を受け取ることができます。
また、BTSやMRTではチャージ型のカードの発行も行っています。カードにまとまった金額をチャージしておくことで、都度乗車券を購入したり並んだりする手間が省けるのでおすすめです。例えばBTSであればラビットカードというカードがあります。
乗車券を受け取ったら改札を通り、ホームへ行き乗車します。
乗車時の注意点
電車に乗る際はいくつか注意点があります。
通勤・帰宅ラッシュ
日本と同じく、通勤や帰宅の時間帯の車内は多くの人で混みます。ホームにも多くの人が並ぶので、乗車の際はご注意ください。
乗車時のマナー
日本と同じく、ホームで待つときは基本的に2列で並びます。車内では、子連れの方、妊婦の方、高齢の方、身体が不自由な方などがいる場合は席を譲ります。
冷房が強い
電車内の冷房はかなり強いです。長距離移動する場合は何か羽織るものを持参することをおすすめします。
まとめ
バンコクに住む場合は電車を利用することで遠方にも行きやすくなります。何度も乗っていると徐々に慣れてきますので、移動手段の一つとして活用していきましょう。
筆者紹介
鈴木大志
2022年にタイで起業。タイ移住NaviなどのWEBメディア事業を展開。タイ·バンコクにてWEBマーケティング・WEB集客のコンサルティングサービスも提供しています。
STUDIO SUZUKI CO., LTD.
https://studiosuzuki.net/
タイ移住Navi
https://thailand-ijyunavi.com/